「丸井今井」経営破綻。民事再生法申請へ
道民には「丸井さん」でおなじみのデパート「丸井今井」。
その丸井今井が経営破綻し、民事再生法の申請をしました。
ちなみに関東首都圏の丸井(OIOI)は別の会社です。
負債500億円、「丸井今井」が民事再生法を申請
『販売不振で再建計画が頓挫。
東京商工リサーチ北海道支社は、百貨店「丸井今井」(本社・札幌、畑中幸一社長)が29日、札幌地裁に民事再生手続開始を申し立て、同日、開始決定を受けたことを明らかにした。
負債総額は約502億1,263万円。道内百貨店の倒産としては、2000年7月の「札幌そごう」(負債総額496億円)を上回り最大となった。
同社のルーツは今井藤七氏が1872年(明治5年)に創業した「今井呉服店」。最盛期には道内に7店舗を展開し、北海道随一の百貨店に成長した。バブル期には4代目社長の今井春雄氏が積極的な多角経営を進め、1989年、道内小売業者として初の年商1,000億円を突破した。ピークの1998年1月期は約1,357億1,500万円の売り上げを計上したが、前年の北海道拓殖銀行破綻後、経営危機が表面化、多角化を推し進めた春雄氏が社長を解任された。
05年1月期に256億円の債務超過に陥り、同年6月には北海道マザーランド・キャピタルを主軸とする第三者割当増資が行われ、「伊勢丹」との業務提携や分社型新設分割による会社分割方針を発表した。翌年6月、伊勢丹の出資を受け、同社主導の経営再建が進められていた。
しかし、景気の低迷に加え、JR札幌駅周辺の商業施設などとの競合激化により、大通地区への客入りが落ち込み、再建計画は2期連続で達成できなかった。主力となる婦人服売場の店舗改修、紳士・食品部門の強化などから売り上げ維持に努めていたが、6カ月決算となった08年7月期(変則決算)には、年商が前年比93.6%の368億8,179万円にとどまった。同期は改装に伴う特別損失3億円を計上し、最終的に9億5,500万円の赤字計上を余儀なくされた。08年12月末時点で5億5,200万円の債務超過に陥り、再建計画案の見直しを迫られていた。
申立代理人は橋本昭夫弁護士ほか3人。監督委員には西川哲也弁護士が選任された。』
引用:BNN
ビックリしたとともに、何となく納得している自分がいます。
一昔前は、札幌の中心と言えば大通でした。その中心が丸井今井と言っても過言では無いはす。
それが札幌駅の再開発とともに、ビックカメラ・ヨドバシカメラができ、大丸が札幌駅にできたあたりから、大通界隈はかなり厳しい状況でした。
大通駅周辺に固執しすぎたのかな。
今更だけど、札幌駅周辺に店舗を出しておけば少しは違ったかも。
店舗拡大して売り上げを伸ばそうとしていましたが、同じような場所で店舗拡大してもあまり意味が無かったようです。
バブル時の拡大路線と北海道拓殖銀行の破綻も原因の一因。
結局その時期のツケが今も重くのしかかっています。
札幌の丸井さんは無くならないとは思うけど、規模は縮小でしょう。
旭川や函館の店舗はどするのかな。
今日本全体が不況なので、今後もかなり厳しいと思います。
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その丸井今井が経営破綻し、民事再生法の申請をしました。
ちなみに関東首都圏の丸井(OIOI)は別の会社です。
負債500億円、「丸井今井」が民事再生法を申請
『販売不振で再建計画が頓挫。
東京商工リサーチ北海道支社は、百貨店「丸井今井」(本社・札幌、畑中幸一社長)が29日、札幌地裁に民事再生手続開始を申し立て、同日、開始決定を受けたことを明らかにした。
負債総額は約502億1,263万円。道内百貨店の倒産としては、2000年7月の「札幌そごう」(負債総額496億円)を上回り最大となった。
同社のルーツは今井藤七氏が1872年(明治5年)に創業した「今井呉服店」。最盛期には道内に7店舗を展開し、北海道随一の百貨店に成長した。バブル期には4代目社長の今井春雄氏が積極的な多角経営を進め、1989年、道内小売業者として初の年商1,000億円を突破した。ピークの1998年1月期は約1,357億1,500万円の売り上げを計上したが、前年の北海道拓殖銀行破綻後、経営危機が表面化、多角化を推し進めた春雄氏が社長を解任された。
05年1月期に256億円の債務超過に陥り、同年6月には北海道マザーランド・キャピタルを主軸とする第三者割当増資が行われ、「伊勢丹」との業務提携や分社型新設分割による会社分割方針を発表した。翌年6月、伊勢丹の出資を受け、同社主導の経営再建が進められていた。
しかし、景気の低迷に加え、JR札幌駅周辺の商業施設などとの競合激化により、大通地区への客入りが落ち込み、再建計画は2期連続で達成できなかった。主力となる婦人服売場の店舗改修、紳士・食品部門の強化などから売り上げ維持に努めていたが、6カ月決算となった08年7月期(変則決算)には、年商が前年比93.6%の368億8,179万円にとどまった。同期は改装に伴う特別損失3億円を計上し、最終的に9億5,500万円の赤字計上を余儀なくされた。08年12月末時点で5億5,200万円の債務超過に陥り、再建計画案の見直しを迫られていた。
申立代理人は橋本昭夫弁護士ほか3人。監督委員には西川哲也弁護士が選任された。』
引用:BNN
ビックリしたとともに、何となく納得している自分がいます。
一昔前は、札幌の中心と言えば大通でした。その中心が丸井今井と言っても過言では無いはす。
それが札幌駅の再開発とともに、ビックカメラ・ヨドバシカメラができ、大丸が札幌駅にできたあたりから、大通界隈はかなり厳しい状況でした。
大通駅周辺に固執しすぎたのかな。
今更だけど、札幌駅周辺に店舗を出しておけば少しは違ったかも。
店舗拡大して売り上げを伸ばそうとしていましたが、同じような場所で店舗拡大してもあまり意味が無かったようです。
バブル時の拡大路線と北海道拓殖銀行の破綻も原因の一因。
結局その時期のツケが今も重くのしかかっています。
札幌の丸井さんは無くならないとは思うけど、規模は縮小でしょう。
旭川や函館の店舗はどするのかな。
今日本全体が不況なので、今後もかなり厳しいと思います。
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- 2009.01.29 Thursday
- 地域
- 21:24
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- by たらこ