北海道の活火山
9月28日に起きた御嶽山の噴火は突然でした。
当日は紅葉シーズンかつ土曜日で天気が穏やかな登山日和だったこともあり、噴火当日も大勢の登山客に賑わっていた中で起こりました。
様々な要因が重なり下山できなかった人も多く、被災者はさらに増えそうです。
日本は火山列島と呼ばれ、全国に110の活火山があります。
北海道では活火山は18山あり、そのうち9山が常時監視されている火山です。
しかし残念ながら監視体制は万全とはいかないようです。
道内、進まぬ火山防災 指針通り避難計画策定2市町 4火山は協議会未設置
『国が常時監視する道内の9活火山で、噴火の際に被害が予想される延べ24市町のうち、内閣府の指針通りの具体的な避難計画があるのは2市町にとどまっている。指針で求める防災協議会も4火山について未設置だ。火山に特化した具体的な避難計画づくりはハードルが高いほか、最近噴火がない火山周辺の自治体では危機感が薄い現状もある。避難計画の策定を促す立場の道は御嶽山の噴火を踏まえ、今後の対応を急ぐ考えだ。
内閣府は2011年の霧島山(宮崎県、鹿児島県)の大規模噴火を受け、12年3月、火山噴火時の防災指針となる「避難計画策定の手引き」を策定。避難所の指定や避難の手段、ルートなど105項目を盛り込むこととし、火山ごとに都道府県や周辺自治体が参加する防災協議会を設けて具体的に検討するよう求めている。
ただ、内閣府によると道内9火山の噴火時、延べ24市町で火砕流や噴石の影響が懸念されるが、指針通りの避難計画は樽前山東側の千歳市、十勝岳南側の十勝管内新得町にしかない。旭岳、恵山など4火山は協議会も未設置。上川管内東川町など旭岳の地元3町では危険地域を示すハザードマップもない。』
引用:北海道新聞
北海道で常時監視されている山は大雪山・十勝岳・丸山・知床硫黄山・雌阿寒岳・北海道駒ケ岳・樽前山・有珠山・恵山・アトサヌプリと9山あります。
最近の噴火では十勝岳が1988年に、雌阿寒岳が1996年、北海道駒ヶ岳がと有珠山が2000年に噴火しています。
富士山も活火山でいつか噴火すると言われています。
残念ながら地震予知と同じ様にこの先いつ噴火するかは分かりません。
しばらく噴火してないから大丈夫だろうという話は、今回の御嶽山の噴火で知られた通りです。
活火山と言われる山に登られるときは登山計画書は必ず出すようにしましょう。
今回の噴火で被災者数などが混乱しているのは登山計画書が出されずに山に登った人が多く、何人救助すればいいのかも分からずに、手当たり次第に捜索になっています。
自分は大丈夫だという過信は禁物です。
とりとめのない記事になりましたが要するに「山を登るときは気をつけましょう」です。
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当日は紅葉シーズンかつ土曜日で天気が穏やかな登山日和だったこともあり、噴火当日も大勢の登山客に賑わっていた中で起こりました。
様々な要因が重なり下山できなかった人も多く、被災者はさらに増えそうです。
日本は火山列島と呼ばれ、全国に110の活火山があります。
北海道では活火山は18山あり、そのうち9山が常時監視されている火山です。
しかし残念ながら監視体制は万全とはいかないようです。
道内、進まぬ火山防災 指針通り避難計画策定2市町 4火山は協議会未設置
『国が常時監視する道内の9活火山で、噴火の際に被害が予想される延べ24市町のうち、内閣府の指針通りの具体的な避難計画があるのは2市町にとどまっている。指針で求める防災協議会も4火山について未設置だ。火山に特化した具体的な避難計画づくりはハードルが高いほか、最近噴火がない火山周辺の自治体では危機感が薄い現状もある。避難計画の策定を促す立場の道は御嶽山の噴火を踏まえ、今後の対応を急ぐ考えだ。
内閣府は2011年の霧島山(宮崎県、鹿児島県)の大規模噴火を受け、12年3月、火山噴火時の防災指針となる「避難計画策定の手引き」を策定。避難所の指定や避難の手段、ルートなど105項目を盛り込むこととし、火山ごとに都道府県や周辺自治体が参加する防災協議会を設けて具体的に検討するよう求めている。
ただ、内閣府によると道内9火山の噴火時、延べ24市町で火砕流や噴石の影響が懸念されるが、指針通りの避難計画は樽前山東側の千歳市、十勝岳南側の十勝管内新得町にしかない。旭岳、恵山など4火山は協議会も未設置。上川管内東川町など旭岳の地元3町では危険地域を示すハザードマップもない。』
引用:北海道新聞
北海道で常時監視されている山は大雪山・十勝岳・丸山・知床硫黄山・雌阿寒岳・北海道駒ケ岳・樽前山・有珠山・恵山・アトサヌプリと9山あります。
最近の噴火では十勝岳が1988年に、雌阿寒岳が1996年、北海道駒ヶ岳がと有珠山が2000年に噴火しています。
富士山も活火山でいつか噴火すると言われています。
残念ながら地震予知と同じ様にこの先いつ噴火するかは分かりません。
しばらく噴火してないから大丈夫だろうという話は、今回の御嶽山の噴火で知られた通りです。
活火山と言われる山に登られるときは登山計画書は必ず出すようにしましょう。
今回の噴火で被災者数などが混乱しているのは登山計画書が出されずに山に登った人が多く、何人救助すればいいのかも分からずに、手当たり次第に捜索になっています。
自分は大丈夫だという過信は禁物です。
とりとめのない記事になりましたが要するに「山を登るときは気をつけましょう」です。
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- 2014.09.30 Tuesday
- 地域
- 20:26
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- by たらこ